釜
いきなり釜をポン!!
今回も言葉の雑学です。
「後釜」という言葉、よく使われます。
「後釜(あとがま)」の語源は、ご飯を炊く釜
昔は、まきを燃やして火を起こしてご飯を炊いてました。
昔は、電気炊飯器も、電子レンジも…ガスレンジも…そんなものありませんでした。
だから、調理には火を起こす段階で時間がかかっていました。
先に使った釜よりも、ご飯を炊き終わった直後のほうが火が残っていて温度があまり下がっていなく、炊けやすかったそうです。
そのため、「後釜」=「有利な立場」という意味に使われるようになったのです。
だけどいつの間にか、「後任」「有利な立場」という意味になり、「後釜にすわる」というのは、苦労しないで有利な立場になろうとする、ズルい意味のニュアンスで使われるようになったそうです。
例「あの男は、努力もしないで社長の後釜に座ろうとして、社長が定年で辞めるのを待っている」
また更新します✨