どら猫
これは言葉の雑学です。
どら猫って写真をイメージしますよね🐱
ドラえもんのドラはどら猫に由来しているようです。
(どら焼きが好きというのは、原作者の後付だとか)
どらは打楽器の銅鑼に由来し、銅鑼は鐘(かね)なので、鐘を突く→金を尽く→どら息子となったとか。
(道楽息子の音便という説もあり)
どら猫は、野良猫との近似性もあり、放蕩する猫というニュアンスのようです。
ちなにサザエさんに裸足で追いかけられるのは、どら猫。
「おさかなくわえた…」
しかし猫の好物が魚🐟だと考えられているのは、私の知る限り日本だけ。
海外では肉であり、野生の猫が、魚を捕食する機会はほとんどありません。
(ネズミなどの小動物、爬虫類、両生類、節足動物などがメイン)
実際、喉に骨が刺さったりと、猫は魚を食べるのが、決して得意ではないようです。
日本では獣食が長らく禁忌だったため、飼い猫もそれに付き合わされただけ。
あるいは、猟師町で飼育されることが多かったということだとか。
それと日本の魚屋の陳列が開放型であるため、どら猫が魚🐟盗みやすかったのも一因。
今回は言葉の雑学でした。