「馬」「鹿」
おはようございます☀
言葉の雑学です。
人をののしる時などに使われる「馬鹿」という言葉。
昔の中国、今から2千2百年前の秦の二代皇帝の時代の話。
とても権威を持っていた人物が鹿を皇帝に献上して「これは馬です」と言った。
ところがこの鹿を献上した人物の権威は絶対であり、皇帝も含めて誰も間違っていると言うことが出来なかった。
そのためにすべての者が鹿を馬と言ったのでした。
馬鹿という言葉には、そのようなドロドロした人間関係が隠れていたのですが、「ばか」という音には、日本では「痴れ者」という意味があったそうで、そこに上の故事が重ねられて「馬鹿」という漢字が付けられたというわけです。
これだと、皇帝が鹿と馬の区別がつかないただのアホみたいになってしまう…
かわいそうな皇帝ですよね💦💦