昔の発音②
これはどこかで聞いた話ですが、古来の日本には文字が無いので全部中国語で表記する。
その時にどの漢字を使っているかで当時の発音が解る、その古代中国語の発音は仏典などからサンスクリット語と比較する、それをまたアラブ語と比較する、という風に探っていくそうです。
音の中にはおそらく今も変わっていないであろう「目」「耳」のような単純な音が、人名や地名に含まれていればほぼ確定されるということ。
また、古くに分派したであろう方言の中に痕跡を探る(沖縄の高齢者は「春」を「パル」と発音する人も居たという)などが行われるらしいです。
しかし、エゲレス、メリケン、オラショのように耳コピが正確でないことは確かですし、イントネーションやアクセントは調べようもありませんので、あくまで推測でしか無いのは確かなようです。